No.040
女の子 | ||||||||||
名前:女の子 HP:9 AP:1 行動:B 「”ウェロン村の男”って話、知ってる?」 「知らないよ。 なに?」 「海沿いのウェロンって村にヴィランって子がいて、その子が夜に海沿いを歩いてるとね」 「なんで夜に海沿いを歩いてたの?」 「いつの間にか目の前に女の子が立ってて」 「ねえ、なんで夜の海沿いなんか歩いてたの」 「薄暗くてよく見えないけど女の子は何かを持っていているようだったの」 「……」 「ヴィランが女の子に近づいて目を凝らして見ると……」 「見ると?」 「女の子の手に握られているのは―――なんと、クファポコだったの!」 「はぁ」 「これは先輩から聞いた実話よ」 「んで、なんでヴィランは夜に海沿いを歩いてたの」 「殺人鬼が家に押し入って、家族が殺されてる間に、ヴィランだけ海沿いに逃がれたんだよ」 「えっ」 オーナー:一ノ瀬屠殺彦 | ||||||||||
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No.045
山田 | ||||||||||
名前:山田 HP:4 AP:5 行動:NNSSB LP:3 仲間1:ダメージア 3/WWNNNNNNNNNNNNNNNNNB /B 指示1:ターン>1、交代>ダメージア 指示2:ターン>3、交代>山田 二日間の夕飯と引き替えに、 山田はニンテンドーDS本体と『逆転裁判2』の ソフトを手に入れることに成功していた。 少しプレイしただけで、山田はこのゲームを 大変気に入ってしまった。 スリリングな法廷バトル! あっと驚く奇抜な展開! 山田はこのゲームにのめり込み、 昼も夜もなくやり続け、エンディングを迎えた。 DSを閉じ、感動の余韻に浸りながら顔を 上げると、周りは戦場と化していた。妙に周りが 騒がしいとは思っていた。だがゲームがあまりに 面白かったので気にならなかったのだ。 どうしよう、取り残されてしまった。 気がつくと、目の前に爆弾を持った女の子がいた。 目を輝かせながら、起爆させようとしている。 危ないので取り上げようとすると、 尋常でない嫌がり方をしたので、あきらめた。 女の子は嬉々として「僕」を爆破しようと してくるが、起爆の前に制止することはそれほど 難しくないので、むしろこのまま 側に置いておくのもいいかもしれない。 するべきことはさっぱり分からなかったが、とりあえず 他の人達と同じように暴れてみることにした。 多分、それほど的外れなことはしていないと思う。 強力な武器も手に入れた。いや、今はまだ防具かな。 オーナー:遊句 URL :http://yougou.sonnabakana.com/ | ||||||||||
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No.046
言語ゲームの終わり | ||||||||||
名前:言語ゲームの終わり HP:4+1 文法の撃鉄:XXXXDDDDDDD AP:5 行動:NNSSB 文法の撃鉄:XXXXDDDDDDD LP:3 仲間1:ダメージア 3/WWNNNNNNNNNNNNNNNNNB /B 指示1:ターン>1、交代>ダメージア 指示2:ターン>3、交代>言語ゲームの終わり 仲間2:一撃全賭君(仮名) 7/NSB文法の撃鉄:XXDDD 指示3:ターン>2、交代>一撃全賭君(仮名)文法の撃鉄:XXDDD 指示4:ターン>6、交代>一撃全賭君(仮名)文法の撃鉄:XXDDD 言語ゲームの終わり 一 世界は成立していることがらの総体である 二 成立していることがら、すなわち事実とは、諸事態の成立である 三 事実の論理像が思考である 四 思考とは有意味な命題である 五 命題は要素命題の真理関数である _ _ _ 六 真理関数の一般形式はこうである[p,ξ,N(ξ)] これは命題の一般形式である 七 語りえぬものについては、沈黙せねばならない ヴィトゲンシュタイン著 「論理哲学論考」より抜粋(野矢茂樹さん訳のものを使用) ダメージア ダメージア。ダメージする、ということ。痛みを感じる、ということ。自傷することを宿命づけられた少女。彼女は私の患者である。 彼女は膣を通って「生まれた」のではなく、帝王切開によって傷口から「取り出された」。彼女はそのことに対して劣等感を持っているようだ。いや、その感覚は劣等感という言葉では語り尽くせない。しいていうならば、自らの存在に対する違和感。 リストカット、という行為がある。それは自身の手首を刃物などで傷つけることをさす。 ダメージアによれば、自傷することで自分が「生きている」ことが感じられるという。そして、自傷を行わなければ「生きている」実感がわかないとも。 無数の裂傷を手首につけた少女たち。 彼女たちの一部は「痛み」を感じること、自らの身体に血が流れていることを知ることでしか、自分が生きていることを信じられないのだ。 私は思う。 仮に、少女たちの身体性がことごとく完璧に破壊されたなら、仮に、少女たちが「痛み」を感じる必要性が失われたなら、仮に、少女たちが人形であったなら、少女たちは自傷を止められるのではないか? しかし、自傷せねばいられない少女たち〈ダメージア〉の「イノセンス」を、一体誰が理解できるだろう? 「はっぴばーすでいとぅみー☆」 オーナー:文法の撃鉄 URL :なっしんぐ | ||||||||||
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1回戦
プレイヤー:文法の撃鉄 URL :なっしんぐだよ @キャラクター1:或る少女と言語ゲームの終わり 仲間1:一撃全賭君(仮名) 7/NSB 指示1:ターン>2、交代>一撃全賭君(仮名) 指示2:ターン>6、交代>一撃全賭君(仮名) 設定:======================================================== ダメージア ぼくは人形となら、うまくやっていけそうだ。 だが、ぼくと暮らす人形たちは、セルロイドや蝋細工では困る。 キャロルの写真集に出てくるような、血のかよった人形がいいのだ、と。 寺山修司「人形たちの夜」 「人形劇の主役はわたし☆ わたしは、『人形の家』に生まれたんだ☆ お母さんがわたしを尖った鋏で切り開き、内臓を抜いて綿を詰める☆ 生きながらわたしの身体は人形のものへと作りかえられていくよ☆ わたしの心は人形のものへと作りかえられていくよ☆ 偽善の針と、所有欲の糸☆ 毛布のように柔らかく縫いこめるパッチワークと、常に現実を覆う透明な綿☆ それはとっても苦痛で心地いいことなんだ☆」 私はダメージアが自身の母親を殺害することを危惧している。母親がダメージアを完全な人形に作り替える前にダメージアの心が臨界点に達し、すべてを爆発させることを。 それが少女の心が真に母親の捕縛から逃れ自由になることを指すとしても、悲劇であることに変わりはない。母親を止めなくては。ダメージアを止めなくては。 言語ゲームの終わり 大前提 あらゆる哲学はただに言語ゲームに過ぎない 中前提 哲学の終焉があらゆる「叫び」の終焉である 小前提 『痛い』と叫ぶ時、はじめて痛みが生まれる 結論 言語ゲームの終わりとは哲学の沈黙であり、『痛み』の終わりを意味する。 一撃全賭君(仮名) 人間は、何かを壊すために言葉を創ったんだと、僕は、そう思うよ。 ============================================================== | ||||||||||
3回戦
フェイトスピナー:文法の撃鉄 URL :なっしんぐだぜ @キャラクター2:言語ゲームの終わり5/NNSSB(HP+1) 全体化:3ターン目のアクションを全体化 設定:======================================================== ダメージア 「わたしは包丁を手に調理をしていたよ☆ お母さんが呼ぶから向かったら、お母さんはあからさまに慄いてた☆ その視線は包丁を串刺しにしてたよ☆ その時、わたしは気づいたんだ☆ お母さんはわたしを恐れているって☆ 剃刀で自分の右手首を裂く狂人、『理解できないもの』、としてわたしを恐れているって★」 これは、「母親殺し」の物語。 ダメージアの母親はダメージアを強く抑圧する傾向がある。ちょうど、人形遊びをする子供のように。 ダメージアは出生時に実の父親を失っている。出産に立ち会うために病院に向かった父親が、病院前の交差点でトラックにはねられたのだ。 「はっぴばーすでいとぅみー☆」 言語ゲームの終わり 叫ぶことは語ることの真部分集合なのだろうか? 『痛い』と繰り返すことで『痛い』という言葉から意味は失われる。 永遠に繰り返される『痛い』という叫びは意味を持たない音節の連なりであり、すでに『言葉』ではない。 しかし、言葉によらないコミュニケーションが意味を持つことがある。たとえば、それが『言葉』ではないということ自体が、他人になんらかの『言葉』を伝える。そんなことが、あるのだ。 私たちは本当に、語りえぬものについて沈黙せねばならないのだろうか? いや、そもそも沈黙することが可能なのだろうか? ヴィトゲンシュタインでさえ「語りえぬものについては沈黙せよ」と、語ったというのに。 一撃全賭君(仮名) 「たかが言葉で作った世界を言葉で壊すことがなぜできないのか。引き金を引け、言葉は武器だ!」 ============================================================== |
No.047
LightninG ShielD | ||||||||||
名前:LightninG ShielD HP:3 AP:6 行動:WNNSB s_sen:XXXXDDDDDDD 仲間1:JuN 8/1SB <自我> (指示1:ターン>2、Eアクター>S、待機>Pアクター) (指示2:ターン>3、Eアクター>W、待機>Pアクター) (指示3:ターン>4、EアクターorEレスター>S、待機>Pアクター ) (指示4:ターン>5、EアクターorEレスター>S、待機>Pアクター ) 指示1:ターン>2、交代>JuN 指示2:ターン>3、Eアクター>W、交代>LightninG ShielD 指示3:ターン>3、Eアクター>S、待機>Pアクター s_sen:XXDDD 聖なる王は、迫り来る炎に水鏡の盾を向けた。 迫り来る炎は、水鏡の盾と聖なる王を灰にしたかと思うと、 炎は消え、聖なる王だけが残った。 盾は消えたかと思われたが、聖なる王が魔法でよみがえらせた。 それは光を放つ盾となり、炎をやすやすと打ち消した。 JuNは、盾を海に落としてしまった。 盾はJuNの大切な防具であるけれども、 冒険の途中で置いてきたり、無くしたりすることがしばしばある。 そうしたときに、JuNは破壊の剣に使う魔力で、 魔法の盾を生成する。 ただし、魔力をたくさん放出する羽目になるのでなかなか使わない。 JuNが生涯大切にし続けたのは、竜の炎を受けた盾だった。 その盾は竜との戦い以降、使わずに取っておかれた。 それは打ち直されたとき、 故郷に伝わる聖なる王の持っていた盾のように輝いていたからだった。 …というのは人前で喋る話で、 実際は身体の成長に合わせるために、もう少し大きくて重い盾を持つようになったからである。 オーナー:s_sen URL :http://www.geocities.jp/s_sennin1217/index.html | ||||||||||
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1回戦
フェイトスピナー:s_sen URL :http://www.geocities.jp/s_sennin1217/index.html @キャラクター2:LightninG ShielD 3/WNNSB 指示3:ターン>3、Eアクター>S、待機>Pアクター 設定:======================================================== 61 突然、強い爆風が襲いかかった。 僕はとっさに魔法の盾を構えた。 …しかし、盾はすでに消えていた。 ああ、これからどうなってしまうのだろう! マーガレット… →14へ進む ============================================================== | ||||||||||
3回戦
フェイトスピナー:s_sen URL :http://www.geocities.jp/s_sennin1217/index.html @キャラクター1:LightninG ShielD 全体化:1ターン目のアクションを全体化 設定:======================================================== 100 「そこに、用意したスーツ一式があるだろう。着替えてくれたまえ」 僕は高価そうなシャツの上にスーツを着た。 「なかなかいい着心地だろう。 それ自体のオーダーが競売にかけられてある高級品だ」 僕はスーツのことはあまり分からないが、お世辞ではない見た目の良さ、 そして長い冒険に耐えられそうな丈夫さを声の主に伝えた。 「ゲームが行われるのは、紳士淑女の集う会場だ。 その格好をしていけば、慣れてなくとも立派な紳士に見える」 僕は渡されたスーツについて、不思議に思った。 「立派な紳士!…でも、こんな格好をした紳士の方は、見た事がありませんけど…」 「…まあ、世界に一つしかないフルオーダー品だから」 「何というか、水に潜る人みたいな…もしくは爆弾を解除する仕事の人とか…」 「えっ。今、モニターの接続を切っててそっちの様子は見えないんだ。困ったなあ…」 →202へ進む ※XB・XDX優勝記念特別ふろく※ 衣装の着せ替えは画像編集ソフトでできるかもしれません。 |
No.050
コトリ | ||||||||||
名前:コトリ HP:4 AP:5 行動:NNNSSB NNN1 フランソワ:XXXXDDDDDDD LP:3 仲間1:リリア・スピラ 2/SWW 指示1:ターン>4、交代>コトリ 指示2:ターン>2、交代>リリア・スピラ 仲間2:”害虫”ライキン 10/ フランソワ:XXDDD 指示3:ターン>1、交代>”害虫”ライキン フランソワ:XXDDD 指示4:ターン>5、EコトリorEオルゴール>S、待機>コトリ フランソワ:XXDDD 仲間3:露子 1/WWWフランソワ:XXXDDDDD 野鳥が海を歌いました 小鳥のそばで歌いました かごの小鳥は聞き入ります 涼やかな波音が聞こえました 野鳥が森を歌いました 小鳥のために歌いました かごの小鳥は目を閉じます 淡い木漏れ日が見えました 野鳥が世界を歌いました そのすべてを歌いました かごの小鳥は目を閉じます 小鳥は歌えませんでした オーナー:フランソワ | ||||||||||
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1回戦
フェイトスピナー:フランソワ @キャラクター1:コトリ 4/NNNSSB 仲間1:”害虫”ライキン 10/ 指示1:ターン>1、交代>”害虫”ライキン 指示2:ターン>5、EコトリorEオルゴール>S、待機>コトリ 設定:======================================================== 月日が巡り 時が過ぎ それでも小鳥は歌えません 季節が廻り 年が過ぎ それでも小鳥は歌えません ============================================================== | ||||||||||
2回戦
フェイトスピナー:フランソワ @キャラクター2:コトリ 仲間1:露子 設定:======================================================== 野鳥が別れを歌いました その永遠を歌いました かごの小鳥が呟きます ずっと、一緒にいたかった ============================================================== | ||||||||||
3回戦
フェイトスピナー:フランソワ @キャラクター1:コトリ 4ターン目に槍1を持ちます。 設定:======================================================== 小鳥がそっと歌いました 生まれて初めて歌いました 老いた野鳥が呟きます ずっと、聞いていたかった ============================================================== |